本記事はPR(広告)を含みます。 料金・条件は2026年10月10日に各社の公式情報で確認しました。
ターミナルで動くAIを比較すると、月額プランの話とAPIの従量課金の話が混ざりがちです。 Claude Code・Codex・Gemini CLIも、同じ「月額」という言葉の下に違う仕組みを持っています。
結論:月額プランは入り口、従量課金はあふれた後
結論は、3つとも「月額プランに含まれる範囲」と「APIキーでの従量課金」の両方を公式に用意しているという点で共通しています。 違うのは、月額の範囲を超えたときに何が起きるかです。
| Claude Code | Codex | Gemini CLI | |
|---|---|---|---|
| 定額に含まれるか | Pro・Maxプランに含まれる | Free〜Enterpriseの各プランに含まれる | 個人のGoogleアカウントでログインすれば使える |
| あふれたときの対応 | APIクレジットを有効化すれば続けられる | ChatGPT Workと利用量を共有する | Gemini APIキーに切り替えると従量課金になる |
| 動かせる場所 | ターミナル・IDE拡張・デスクトップアプリ・ブラウザ | ターミナル中心 | ターミナル(npm・Homebrewなど) |
まず月額プランに含まれる範囲を見て、あふれた時にどうなるかを先に確認するのが、ターミナル用AIを選ぶときの近道です。
定額かAPI従量か:3つとも両方の顔を持っています
定額かAPI従量かでいえば、3つとも「定額プランに含まれる基本の使い方」と「APIキーでの従量課金」の両方を公式に用意しています。 違うのは、定額の入口となる金額です。
Claude Code は、Claude の Pro プラン(月20米ドル)か、Max プラン(月100米ドルの段階から)に含まれます。
Codex は、ChatGPT の無料プランを含むすべてのプランに含まれ、Go(月8米ドル)やPlus(月20米ドル)でも使えます。
Gemini CLI は、個人の Google アカウントでログインするだけなら、追加の支払いなしに使い始められます。
図では、ドル建てのプラン料金を並べて比べられます。
ドル建て月額の比較
ここが落とし穴です。3社とも金額の入口は並んでいますが、実際にどれだけ使えるかは金額だけでは分かりません。 あふれたときに何が起きるかは、次の節で見ます。
つまり、とにかく月額を抑えたい人は**ChatGPT Go(月8米ドル)が候補になります。 同じ価格感で選びたい人はClaude Pro か ChatGPT Plus(どちらも月20米ドル)**が候補になります。
出典: Claude 公式料金ページ・ChatGPT 公式ドキュメント(2026年10月10日確認)
使える量の上限:数字ではなく「あふれたら何が起きるか」で比べます
使える量の上限は、3社とも具体的な数字を万人向けには公開していません。 比べられるのは、上限に達した後にどうなるかです。
Claude Code を Pro・Max プランで使うと、セッションごとの時間制限と週ごとの利用上限があります。 上限に達した後は、API 料金でのクレジット利用に切り替えて使い続けられます。
Codex は、ChatGPT Work と利用量を共有する仕組みになっています。 超えた分をどう扱うかは、公式ドキュメントのこのページには具体的な記載がありません。
Gemini CLI は、個人の Google アカウントでのログイン利用と、Gemini の API キーを使う利用の2通りがあります。 API キーを使う場合は従量課金になります。
ここが落とし穴です。「上限がある」とは書かれていても、具体的な回数や時間は英語の単位表記でしか示されていません。 使ってみて、あふれる体感を確かめるしかありません。
つまり、上限の厳密な数字で選ぶのではなく、あふれた後に止まるのか課金に切り替わるのかで選んだほうが実態に合います。
出典: Claude 公式ヘルプ・ChatGPT 公式ドキュメント・Gemini CLI 公式リポジトリ(2026年10月10日確認)
動かせる場所:ターミナルだけではありません
動かせる場所は、Claude Codeが一番広く、ターミナル・IDE拡張・デスクトップアプリ・ブラウザに対応しています。 Codex と Gemini CLI は、ターミナルでの利用が中心です。
Claude Code は、ターミナルのほか VS Code や JetBrains の拡張機能、デスクトップアプリ、ブラウザ版でも使えます。
Codex は、ターミナルの中でコードを調べ、変更を計画し、ファイルを編集し、ローカルの開発ツールを実行するために作られています。
Gemini CLI は、npm・Homebrew・MacPorts・Anacondaのいずれかでインストールして、ターミナルから使います。
図では、3つが公式にできるとされている要点をまとめています。
公式にできるとされていること
Claude Code
ターミナル・IDE拡張・デスクトップアプリ・ブラウザで動く
Codex
ChatGPTの各プランに含まれ、ターミナルでコードを調べ・編集し・実行できる
Gemini CLI
Googleアカウントでログインすれば追加の支払いなしに使い始められる
つまり、エディタの外や他の画面からも作業を続けたい人は Claude Code、ターミナルでの作業に絞りたい人は Codex か Gemini CLI が合います。
出典: Claude 公式ドキュメント・Gemini CLI 公式リポジトリ(2026年10月10日確認)
このMacで測った数字
測ったのは --version(版の表示)を打ってから返ってくるまでの時間で、普段使う時の立ち上がりや答えの速さではありません。
| 道具 | 版 | 中央値 | 入れるのに要るディスク |
|---|---|---|---|
| Claude Code | 2.1.283 | 0.008秒 | 0.45GB |
| Codex | 0.162.0 | 0.009秒 | 0.25GB |
| Gemini CLI | 0.60.0 | 0.766秒 | 0.10GB |
Codex は本体のファイル1つだけを数え、ほかの2つはフォルダ全体を数えたため、同じ条件の比べではありません。
測定したのは M4 Pro・メモリ64GBのMacで、2026年10月10日に各6回実行し、2〜6回目の中央値を使いました。 ここでの1GBは10億バイトです。
Gemini CLI は版の表示だけでも約0.8秒かかりました。 この数字は版を確認する場面の目安で、実際の作業速度を表すものではありません。
用途別のおすすめ:結局どれを選ぶか
まず無料で試すなら、個人の Google アカウントでログインするGemini CLIが一番軽い入口です。 月額の決済を前提にするなら、Claude Pro か ChatGPT Plus から試すのが分かりやすいです。
すでに ChatGPT を仕事で契約しているなら、追加費用なしに Codex も使えます。 逆に、ターミナル以外の場所からも作業を続けたいなら、Claude Code のほうが対応する場所が多いです。
確認できなかったこと
公式ページだけを根拠にしたため、次の点は今回確認できていません。
- Claude Code・Codex・Gemini CLI それぞれの、セッションあたり・1日あたりの具体的な利用回数や時間の上限(出典が英語表記の数字で、本記事の確認方法では照合できないため記載していません)
- Codex が ChatGPT の無料プランでどこまで使えるか、ChatGPT Work側の利用上限の具体的な中身
- Gemini CLI の無料枠を使い切った後、自動で API キー利用に切り替わるのか、使えなくなるだけなのか
- 3社の実際のコード生成の速度や精度(本記事は料金と提供条件のみを扱っています)
出典(すべて公式・2026年10月10日確認)
- https://claude.com/pricing
- https://code.claude.com/docs/en/overview
- https://github.com/google-gemini/gemini-cli
- https://learn.chatgpt.com/docs/pricing
- https://learn.chatgpt.com/docs/codex/cli
- https://support.claude.com/en/articles/11145838-use-claude-code-with-your-pro-or-max-plan
変更履歴
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2026-10-10 | 初版公開 |
